2011年09月21日

日本の防衛・原発産業に狙い

IHIは20日、同社のサーバーやコンピューターがサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。現時点ではウイルスには感染しておらず、情報流出はないとしている。同社は、すでにサイバー攻撃によるウイルス感染が明らかになっている三菱重工業と同様に、防衛関連や原発関連を手がけており、日本の防衛・原発産業が大規模なサイバー攻撃のターゲットになっている可能性もある。
IHIでは、詳細な社内調査に乗り出すとともに、警視庁に情報提供した。同業の川崎重工業も調査に乗り出した。
IHIは、防衛省向けの戦闘機のエンジンを製造しているほか、造船部門で護衛艦を建造。原発の圧力容器や格納容器も製造している。
同社の関係者によると、今春以降、ウイルスが添付された不信なメールが外部から大量に送りつけられたという。メールを開封すると、ウイルスに感染し、外部に情報が漏出する恐れがあるが、現時点では、漏出は確認されていないという。
IHIの釜和明社長は20日開いた業界団体の記者会見で、「昨春に経済産業省から同種のサイバー攻撃についての報告書を受け取ったのを機に、社内調査を行ったところ、攻撃の痕跡を発見した」と説明した。
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2011年09月13日

中国政府「平和発展白書」を公表

中国政府は 2011年9月6日、「平和発展白書」を公表し、防御のための国防力を堅持するが覇権は求めないという立場を改めて強調した。「核心的利益」の定義も記したが、具体的な範囲は明示していない。中国政府は05年にも「中国の平和発展の道」と題する同種の白書を公表している。経済成長を強調した05年に比べ、今回は主権や対外関係に関する記述が目立っている。「核心的利益」は「国家主権、国家の安全、領土の保全、国家統一、国家政治制度と社会の安定、経済・社会の持続発展」の六つと定義した。中国初の空母ワリャーグは、来年8月1日の人民解放軍建軍記念日に正式に就役する予定で、中央軍事委員会の指揮下に帰属し、当初は南シナ海海域に配備されるという。空母はその性質上、単独で作戦行動を採ることはありえず、複数の船艦と航空部隊などによって艦隊を編成する。米国を例にとると、誘導ミサイル巡洋艦2隻、駆逐艦2隻、護衛艦1隻、原子力潜水艦2隻、補給艦1隻が基本構成になっており、具体的な任務によってさらに艦艇が加えられる。 日本政府は2011年9月2日午前の閣議で、11年版「防衛白書」を了承した。中国について、昨年9月の尖閣諸島沖での漁船衝突事件を念頭に、「周辺諸国と利害が対立する問題をめぐり、高圧的とも指摘される対応を示すなど、今後の方向性に不安を抱かせる面もある」と明記。国際的規範の共有と、地域やグローバルな課題への「より積極的、協調的な役割」を求めた。自衛隊が「10万人態勢」で臨んだ東日本大震災への対応では、特集を冒頭に設け、「トモダチ作戦」を展開した米軍との共同活動を「今後の日米同盟のさらなる深化につながった」と評価した。白書は、中国が核・ミサイルや海・空軍の「広範かつ急速な近代化」を進め、「自国の周辺海域において活動を拡大・活発化させている」と分析。具体例として、漁船衝突事件や、今年3、4月に相次いだ海上自衛隊護衛艦へのヘリコプターなどの接近を挙げた。これらの軍事動向を、昨年の白書と同じく「わが国を含む地域・国際社会の懸念事項」と位置づけ、今後も東シナ海や南シナ海、太平洋で「活動領域の拡大と常態化を図る」と予想した。北朝鮮に関しては、昨年11月に米国人専門家にウラン濃縮施設を公開したことに触れ、「核兵器計画が相当進んでいる可能性も排除できない」と分析。開発中の新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」の射程に、米領グアムが入る可能性に言及した。日本と韓国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)については「わが国固有の領土」と例年通りの表現だった。また政府や自衛隊の情報通信ネットワークへのサイバー攻撃を「国際社会の課題」のトップ項目に初めて据え、「国家の安全保障に重大な影響を及ぼし得るものだ」と指摘した。
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2011年09月12日

震災復興の加速化指示

政府は11日、野田政権発足後初めての東日本大震災復興対策本部(本部長・野田佳彦首相)を開いた。首相は冒頭のあいさつで、「いかに復興に向けての作業を加速化するか。やるべきことは見えている。あとは実行のみだ」と述べ、福島第1原発事故の早期収束と震災復興に全力で取り組むよう関係閣僚に指示した。
会合は、原子力災害対策本部、緊急災害対策本部との合同会議の形で開かれた。新政権発足に伴い、復旧・復興に関する各閣僚の認識を共有するのが目的で、被災地における仮設住宅建設やがれき処理、住宅の高台移転などの現状と課題のほか、放射能に汚染された地域の除染実施方針を確認した。
posted by てらし at 06:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済・政治・国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする